松戸市版教育改革をめぐる動き


u     「松戸市版教育改革を考える緊急市民集会」
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10日 常盤平市民センターにて開催(ゆきとどいた豊かな教育を求めるまつど市民集会実行委員会主催)。短期間の呼びかけにもかかわらず、210名の市民が参加。参加者一同で、教育委員会へ要望書を提出することにしました。要望項目は、@今回の3つの案について、早急に市民に対し十分な時間をかけて説明をすること Aより良い松戸の教育を市民とともに考えていくために、市民とじっくり話し合う場を作ること の2点です。

u     1014日 市民集会の要望書を市教委へ提出15名参加)
同日、松戸市内のおかあさんたちが、十分な説明を求める要望書を13000筆以上の署名を添えて提出。教育長との面談も。

u     1015日 定例教育委員会会議で生涯学習基本計画等の3つの案を採決。「市民の理解を得たうえで実施。実施にあたっては強行しない」という付帯決議をしたうえで。傍聴者は60名。ほとんどが立見で会議を見守りました。
「あまりに膨大すぎて、短時間で学習するのはとても難しかった」
「行政が説明責任を果たしていない」
「教育委員会会議でこの改革案について議論した回数がとても少ない」
「懇話会で出ていない学校選択制が計画されているし、学校統廃合も入っていて、懇話会の最終報告と今回の計画案とのつながりが良くわからない」
「この会議を前にして多くの人たちからお手紙をいただいたが、それはたくさんの人たちの意見を聞かずに、計画案作成を進めてきたことを示しており、大変ショックであった」
「これだけ大きな改革をしていうには、学校・地域・教委の三者が互いに理解しあい、意見を述べ合い、変える必要があれば変えていくという場を設定していく必要がある」「改革の痛みを負うのは子どもや地域の人であってはならない。痛みを負うのは行政であるべき」
このような意見が委員から出されましたが、これだけ異論が出たならば、この場で採決せずにもう少し話し合う、あるいは実施を延期することを決定してほしかったと思いました。

u     1015日 教育委員会会議終了後、傍聴者の大半が残り、今後の取り組みについて話し合いました。早急に各地域で勉強会や話し合いの場を持つ。各地域の取り組みとは別に、市民全体の取り組みを市民集会実行委員会で話し合っていくことが確認されました。

u     1022日 930分〜11:00 新松戸市民センター和室で松戸市版教育改革についての学習会を市内の保護者の方たちが自主的に開催。どなたでも参加できるそうです。
そのほか、各地域でこのような学習会が開かれています。