2002年9月19日

松戸市教育改革市民懇話会委員各位

松戸市PTA問題研究会

代表 浅井ゆき 

要望書 

 教育改革市民懇話会の中間報告が発表され、市民の意見を募集していますが、10月20日の「市民の意見を聞く会」についての概要がまだ明らかにされていません。

 前回の懇話会を傍聴された方によると、「市民の意見を聞く会」で意見を述べる市民は公募するのではなく、高倉会長にその人選を一任されたということですが、事実でしょうか。 

 当会は松戸の教育について考え、学習し、行動するという趣旨のもとに長年活動を続けてきましたので、当然教育改革市民懇話会での議論にもおおいに関心を払い、可能な限り傍聴もしてきました。4月には、意見書も提出しました。公聴会があれば会としての意見も述べたいと考えてきました。手紙やメールなどで市民の意見は受けつけるとしていますが、文書で訴えるのと、肉声で直接訴えるのではインパクトが違います。意見を述べたいと考える市民については、ぜひ発言の機会を保障してほしいと考えます。同様に考える市民や市民団体も多く存在すると思います。 

 そこで、「市民の意見を聞く会」の持ち方について下記の通り要望します。 

1.意見を述べたい市民を広く募集すること。

2.応募してきた市民全員に発言の機会を保障すること。

3.手紙やメールなどで出された意見を含め、市民からどのような意見が出されたかという結果を公表すること。

4.市民から出された意見を今後の懇話会の議論に反映すること。

5.市民の意見に対する懇話会としての見解をまとめ市民に公表すること。 

 また、中間報告にはこれまで懇話会で話し合われたことが反映されていません。例えば学校選択制について多くの委員は否定的な意見を述べていましたが、その意見とは相反するまとめになっています。詳細については、後日改めて意見書を提出しますが、今年度末にまとめる最終報告を懇話会での議論を反映したものとするよう、下記の一点も合わせて要望します。 

1.最終報告の取りまとめにあたっては、懇話会委員の中から5名以上の起草委員を募り、その起草委員により文案を作成すること。 

以上